どの健康法が一番良い?科学的(健康)管理実践のすすめ
今回はムラタ社是にもある科学的健康管理についてです。数多くある健康法の中で何を実践していますか?多くの人はなんとなく「テレビで見た」「知り合いが…」という影響を受けているでしょう。そこで紹介したいのが左の日本人の死因を分析したグラフです。これは日本人が命を落とす要因を分析した、日本で最も有名な研究の一つです。このグラフが面白いのは、その影響量も評価している点です。
1位・2位の喫煙と高血圧はダントツ。今や受動喫煙対策が必須となっていることや血圧計が普及している背景には、このような研究があったのです。そして3位が運動不足と意外なところが挙がります。がん予防としても運動は推奨されており、運動不足は無視することができません。ムラタの社是の実践という点で、この上位3位までは全員が意識すべきところでしょう。
ところで、すべての健康法に量や質の問題はあります。「〇〇が良いらしい」という情報だけが出回ることが多いですが、どのくらいの「量・頻度・期間」行うと「何に」効果があるのかを意識し、自分に合った健康法を続けてもらうことが重要です。でも、それは実はとても難しいことです。医師の私も日々勉強が必須です。そのサポートをムラタの健康推進課、健康保険組合がしていきますので、自分の今の健康法に疑問を感じた人はぜひ気軽にご相談ください。