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広報誌「Fine」

特別版:これまでの胃がん検診が変わります

時代によって健診の目的は変わりますが、一番大きな変化はメタボ健診の導入でした。脳卒中や心血管障害にかかる人が増えたため、リスクとなる肥満、高血圧、脂質異常、糖尿病、喫煙を抑えようとするものです。その後、がんによる死亡の増加に伴いがん検診も推奨され、ムラタ健保も一部のがん検診を導入しました。
これは単純に私たちのかかりやすい病気が変わったからではありません。社員・家族のみなさんが健康を維持して生活し働けるように、病気を理由に退職することがないように、病気の予防や早期発見・早期治療をめざしています。
治療後や治療中も無理なく生活し仕事も続けられるよう、がん検診も「がんの発見」から「早期がんの発見」へシフトしています。特に胃がんの場合、ピロリ菌感染や萎縮した粘膜から発生するがんが多いこと、バリウムよりも内視鏡検査の方が早期がんの発見率が高いことが証明されています。がんの早期発見のためには確実に内視鏡検査を受けていただきたい! かといって検診ですからメリットの低い人にまでつらい検査は行えない! そこでムラタは「まず胃がんリスクを判定し、リスクの高い人に内視鏡を受けていただく」という新しい胃がん検診に移行します。

コメント:津田 祐子 先生(株式会社金沢村田製作所 専属産業医、長年消化器がんの診療に従事)




ピロリ菌の有無を調べる検査と胃粘膜の萎縮度(ペプシノゲン)を調べる検査を血液検査で行い、2つの検査の結果から胃がんになりやすい状態かなりにくい状態かを分類し、胃がんのリスクが高いと分類された方は胃がんの有無を診る内視鏡(胃カメラ)検査を組み合わせて実施する検診方法です。





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